北海道の冬は遊ぶならともかく住むのはキツイ件

さすがに4月に入ったので、札幌では道路の雪もかなり解けてますが、日当たりの悪い道路の歩道には、まだ雪が残っています。私の主な移動手段は自転車なので、非常に「マジ勘弁」な状況です。11月には雪がチラホラと降り始めますから、トータルだと11、12、1、2、3、4月と、雪があるのです。

 

1年の半分近く、雪があるわけで…「どうして自分は札幌で生活してるんだろう?」と思うことが時々あります。正直な話、流れと言うか惰性と言うか、たまたま札幌で育ったから、そのまま住んでいる感じです。

 

夏はともかく冬の間は雪の降らない土地に住みたい!(心の叫び)

 

私はスキーもスノボもやらないので、冬に札幌に住んでいるメリットが無いかも知れません。

おそらく、スキーやスノボをやる人にとっては、北海道に住むのって夢だったりするんじゃないでしょうか。ちょっと詳しいことは分かりませんがニセコあたりは、スノーボーダーにとっては聖地みたいな感じらしいです。

 

ウィンタースポーツを楽しみたい人にとっては、冬を満喫できるかも知れません。確かに、遊ぶならいいかも知れません、北海道。しかし!住むとなると話は別です。問題は「雪」、そして「寒さ」です。何十年も住んでますが、全然慣れません。嫌なものは嫌。

 

 

雪が降るとどうなるか?

まず、滑って転びます。

道民はさすがに、ひと冬に何度も転倒するとか、重傷を負う、ことは滅多にありませんが、それでも、1シーズンに数回は転びます。そして高齢者になると骨折などの大きな怪我も多くなります。冬道はお年寄りには優しくありません。

私はこの冬、ほとんど部屋にひきこもっておりましたので、1回しか転びませんでしたが、転倒の際、ヒジを痛打しました。痛かったです。

 

頭の上に雪が積もります。

もうぶっちゃけ、スノボウェアが最強なんですけどね。フード被って。でも、サラリーマンなんかは、そうはいきません。スーツに革靴で、足元べちょべちょになってる人をよく見かけます。

ズボンの裾ベチョベチョ。靴下もベチョベチョ。靴の中もベチョベチョ。さらに、降雪時に外にいた場合、頭の上や肩に雪が降り積もります。最悪、コートに染み込んできます。吹雪の時なんかは顔面が痛いです。

 

とりあえず「雪かき」が辛すぎる。

北海道で一軒家に住むとどうなるか。雪かき地獄が待ち構えています。いつも同じタイミング、同じ時間帯に雪が降るわけではありません。突然、真夜中にドカッと尋常じゃないくらい数十センチも降る日も珍しくありません。朝だろうが昼だろうが真夜中だろうが、3日連続だろうが、雪が降ったら雪かきをしなければなりません。自然を相手にするってのはそういうことです。こっちの都合など一切関係なしです。

 

特に屋根の雪下ろしは、毎年死人が発生。

これがもう、冗談じゃなく本当に、毎年死人が出ます。ニュースになります。冬の風物詩。古い家屋に住んでいる場合、屋根の雪下ろしをしなければならないんですが、その際に屋根から転落して死亡するケースが毎年、見受けられます。古い家に1人で住んでいる独居老人が命綱なしで屋根に上がり、転落死するパターンです。南無阿弥陀仏

 

道路の除雪費用は税金です。1シーズンで約150億円。

平成27年度の決算は道路の除雪費143億3800万円。平成28年度の予算は道路の除雪費152億7700万円です。この他に雪対策費が30~40億円もかかります。これ税金です。もったいないです。

 

家を建てる時、雪の重さに耐えられる強度が必要。

私は将来、自分で小屋を建ててみたいと考えているのですが、雪国では強度的に難しい可能性があります。北海道では実際に、雪の重さでプレハブなどが潰れてしまうこともあります。雪の重さに耐えられるだけの小屋を作らなければなりませんので、その分、余計に手間や資材が必要になるのです。これも私的には非常にネックです。

 

寒さがどのように生活に影響するのか?

暖房費が馬鹿にならない。

トーブの燃料代がかかります。ストーブの不要な温暖な地域に住んでいる人には不要な出費です。痛いです。そして、独り暮らしの老人が一酸化炭素中毒で死亡したり、ストーブの火が原因で火事になることもあります。北海道では毎年そういったニュースがテレビで流れます。

 

防寒着が必要。

あたたかい地域に住んでいる人には不要な衣類を所有することになります。ミニマルな生活がしたい人には、北国は向いていません。冬用の肌着、冬用の靴下、冬用のコート、冬用の帽子、冬用の手袋、冬用のブーツ、冬用の…とにかく所有する衣服の総量が大幅に増えてしまいます。

 

 

北海道に住むデメリットがメリットを上回る?

ざっと思いつくだけでも上記の、北海道に住むキツさがあります。実際には、本州よりも平均的に賃金が安いとか、冬とは関係がないデメリットもあります。

 

もちろん、食べ物がおいしいとか、古くからの面倒な風習が無いとか、メリットもたくさんあるわけですが、私には北海道に住むメリットよりもデメリットの方が若干、大きいように思えるのです。

 

一年中、自転車に乗れる土地で暮らしたい!

 

というわけで冬の北海道は遊ぶにはいいけど、住むのはかなりキツイ、という話でした。